欠片を探して
風の向こうで 瞬く光
触れたことのない約束のようで
胸の深くに 静かに眠る
まだ名もない想いを抱きしめる
正しくありたい それだけでずっと
自分を縛った夜もあった
だけど誰かを失った痛みが
真っ直ぐでいたい理由になった
一度離れた温もりさえも
もう一度どこかで出会えるなら
弱さも傷も抱いたままで
私の未来を探しにいける
川沿いをただ 流れる月影
過ぎた日々がそっと手を振るようで
声にならない 憧れのかけら
まだ消えずに胸を叩いてる
選んだ道が 正しかったのか
確かめたくて立ち止まるけど
忘れたはずのあの人の影が
涙より先に背中を押す
もう戻れない景色の中で
形を変えて輝くものがある
失くしたはずの祈りさえも
そっと未来を照らしてくれる
たとえ答えがまだ見えなくても
正しさに憧れていたあの日のまま
失ったものが呼んでくれるなら
私はもう一度 手を伸ばせる
星の瞬き 海鳴りの音
どこかに続いている気がしてる
胸に残った小さな光を
夢と呼べる日が来るのなら
傷を抱えたまま歩く私を
誰かがいつか肯(うなず)いてくれたら
一度離れた想いの欠片を
また見つけに行けると信じたい